天気に呪われている、販売課の土屋です。
ここ最近の休日はことごとく雨でツーリングできないので、
引きこもりの本領発揮です。久しぶりの本レビュー!!
先日ツーリングで行った美瑛神社の恋みくじで見事大吉を引き当てた私にピッタリな婚活ミステリー『傲慢と善良』著者は辻村深月。
ウキウキ婚活~(n*´ω`*n)、、、って感じじゃないです。まあまあドロッとした女の闇が出るわ出るわ溢れかえらんばかりに。まあ、そうだよね。タイトルで気づけ自分。直視したくない女心ってレビューが目に付くけど、私はかえって「ああ、みんな同じだよな」て安心しました。あざとくて汚くて繊細で逞しい、女に演技力は必須科目で自分プロデュース。読後それなりにカタルシスを感じられます。名台詞は『謙虚で自己評価は低いくせに自己愛はハンパない』。
ちなみに失踪した謎は女性読者だったら割と早い段階で気づくんじゃないかな。男性は一生気づかない、むしろどんでん返しとすら思うだろう。そんなおめでたい男子が好きです。
で、今読んでる途中なのは浅井リョウ著の『正欲』。これねー、まだ30ページぐらいしか読んでないけど私はかなり面白いですよ。
若い乙女?の長女は内容が少し重たいよ?って言ってたけど、おばさんオトナなら許容範囲じゃないかな?さっきの紹介した本もそうだけどどちらも映画化になるらしく、今なら店頭ですぐに見つけられます。私は断然、原作派ですね。俳優さんがセリフとして言うのと、文字として視界に入ってくるのとでは心への刺さり方がまるで違うから。
普段ニュース見てモヤっと思ってたことがそのまま書いてある作品です。
『多様性?うるせえ、黙れ』